 | 灰色に立ち枯れた、森の墓場 オホーツク海に向って、背を丸めたエビのように伸びる野付半島。
トドワラとはトドマツの森が海水に侵食され、白く風化してしまったもので、その荒涼とした雰囲気はまるで森の墓場のようです。
野付半島のトドワラは昭和29年の洞爺丸台風の時に、トドマツ林に塩水が浸水し立ち枯れたものですが、同様にミズナラの林が風化したナラワラもあります。
野付半島ネイチャーセンターから、徒歩20分ほどの木道がめぐらされており、トドワラ一帯を散策することができるようになっています。またシーズン中(四月下旬〜10月)はネイチャーセンター横から観光用の馬車も運行しています。
野付半島独特のこの奇観ですが、現在も侵食が進んでおり、トドワラの大きさもずんずん小さくなっていることから、いずれはこの景色も消えてしまうかもしれないと言われています。
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