久々の古酒です。
アマローネは50年経っても強いワインですが(特にBERTANI社)
バローロ・バルバレスコは難しい場合も・・・。
コルクは残念ながらごらんの通りに・・・。(悔しいですねこれは)
色は薄く、、エッジも薄くなってます。
香りはかすかにネッビオーロらしい花の香りが。
味はやはりピークを過ぎた感がしています。
ただし、自分はこのようなピークを過ぎた枯れた感じが好きなんです。
45年間の歴史を感じながら、ワインに感謝です。
初のチーズ造りへ挑戦
とは言っても、先生がいるので言われるままに・・・。
まずは、原材料となる牛乳について。
店でも使ってる低温殺菌なり、タカラさんのように低温殺菌で自然放牧で
旨味を感じる良い牛乳を使うことが大事です。
また、化学としての基本を知っていることも大事。
感じるのは、殺菌(衛生管理)と温度管理をしっかりすること。
モッツアレラはTV等でイタリアのを見て簡単そうと思っていたのですが、
そう簡単ではいきませんでしたが何とか・・・・。
(80度〜90度という熱い温度の作業)
残ったものでリコッタも造る。
熟成タイプのチーズも造るがこれは1週間後の楽しみ。(更に熟成させます)
試食は楽しいですね。
柚子風味やらナイヤガラ風味等、造られたチーズやらタカラさんのチーズ
山田牧場さんのチーズ、フランスのチーズ。
もちろん、本日の自作(?)のモッツアレラも。
少し固くて、生で食べるより火を入れて食べた方が美味しそうです。
(ワインがあったらもっと良かったのにと思うが、残念ながら車でした。
想像以上に難しかったですが、楽しくもあり学ぶことの多い1日でした。
これからも、店で挑戦してみて店でフレッシュチーズご提供出来る日がくれば
良いなぁと思ってますが、気長に頑張ります。
松原農園さんのワインをまずは夕食に合わせてグラスで1杯。
不思議なくらい、どの料理にも合います。
和食は砂糖も使うのがイタリア料理との大きな差ですが、酢の物にも
中華にも合います。
改めて思うのが現在の日本の食卓は、世界中の料理が混沌と交じり
合っているのだなぁと実感します。
その混沌としたテーブルをこのワインは上手くまとめてくれます。
等と言っているうちに、1本空いてしまいしました。
松原さんの術中に見事にはまってしまったようです。
店のワインリストにもアップさせて頂きました
念願の松原農園さんへ。
『あまり、時間がないけど少しで良ければ・・・」とお返事を頂き
「畑を見学させて頂ければ充分なので」と訪問させていただく。
葡萄はドイツ原産のミュラー・トゥルガウ。
昨年、当店で道産ワインと道チーズの会を企画頂き、その時12種位を飲む機会が
あったのですが、松原農園さんのワインが記憶に残ったワインの1本ででした。
松原さん、お時間があまり無いとのことでしたが、ワインについて語リ始めると
熱くなり、いろいろお話を伺うことが出来、すっかりフアンになってしまいました。
実は数年前までは、北海道のワイン・チーズには興味がなく、お客様から
置いて欲しいと言われてもお断りしていたのです。
しかし、2年程前より道産のものを試させていただき意識が変わってきました。
今は、出来る限り料理・チーズ等と、道産ワインをどう合わせられるかを実験
していますし、松原農園さんのワインは先ずリストに載せる嵐閧ナ、グラスでも
サービス出来るようと感がています。
5・6年前より、紫アスパラでお世話になっている「アグ・デ・パンケ農園」さん
完全無農薬で美味しい野菜を作っています。
山の上にあり、広い畑を完全無農薬。
神戸の震災地への炊き出しの野菜を送り続けているお二人。。
ご自宅の設計は屋根の上に草を生やし、夏涼しく、冬暖かい設計で
建築家の中でも有名です。
犬が2匹いますが、昼間なら大丈夫と思い、狂犬病の注射に留守にして戻ったら、
鶏が狐にやられてしまって・・・とがっかりされてました。
熊の気配を感じることもあるそうです。
いろいろお話をしていて、漬物の製造に保健所の許可が要ることを知りましたが、
朝、納豆を食べてはいけないそうです。
口からの納豆菌が影響する可能性が有るからとのことです。
面白いですね。
もぎ立ての紫アスパラを分けて頂き、明日からグリルでお客様にご提供です。