北海道札幌市のカフェキャトレール
北海道札幌市のカフェキャトレールについて
札幌市中央区南11条西1丁目
5-23
011-532-0285
平日:11時〜20時
日曜、祝日:11時〜18時 月曜(祝日の場合は翌日休み)
急な休みをとる時がありますので、 遠くからいらっしゃる方は、是非 電話で確認していただければ、、、。

マップ&クーポンは、こちらのページからご確認ください

花火だけどメトロゴン

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雨が降らなくて、ほんとうによかった。
昨日の花火大会は、もぁーっとした暑さがあり、
ビール日和になりました。
花火がすぐ近くの空で花開く、、いい場所です。

でも今は、花火どころじゃないんです。
メトロゴンがいるので、音を出して聴きたくって、しゃーないんです。
忙しいし、気もそぞろなので真空管に灯を入れるのをためらっていたのですが、
メトロゴンを見ていると、やっぱり、、。
何を聴いたかと言うと、クラフトワークの名盤「アウトバーン」
極初期のシンセサイザーとボコーダーが織り成す、アノ頃のドイツの栄華を
思わせる、スリリングな音楽。
車のドアが閉まり、エンジンをかけるところから始まる音楽。
ココ、そうココのところでまず驚愕。
今まで聴いていた音じゃない!
目の前でドアが閉まったみたいな臨場感。

そう今までは、
日本の高速道路を、ポルシェでおっかなびっくり走っていたようでしたが、
ドイツの速度無制限の、かつてのアウトバーンを疾駆する、、
どこまでトバセルのか、
可能性と余裕がたっぷり感じられて、メトロゴン快感デス。
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メトロゴン来襲!

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午後2時少し過ぎた頃、西濃運輸のトラックが来ました。
木枠で厳重に梱包され、正しく異生物が運ばれて来た様な、
ものものしい登場です。
手伝いを快諾してくれた気のいい、しおかさんと
西濃運輸の方2人、そして私の4人で降ろし、店に運び入れましたが、
かなり重たく、私なんかは、一度足の上に箱が乗りそうになり、足手まといぶりを
発揮しながら(トホホ)なんとか搬入成功。
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さてと、ココからがまたまた大変。
ガッチリ家の壁なんかに打ち込むホチキスで、木枠が形成されているので、
コレをまず外さないとー。小さいカナズチを当てるも、ビクともしません。
道具をまずは購入してからかー、、と思い悩んでいたところに、
救世主現る!
20年以上の付き合いの、クルマのメカニックせいやまさん。
口は悪いけど、手際がスコブルよい、頼れるアニキなのです。
「何やってんのよ」と店に入ってきたので、カクカクシカジカを説明する間に、
もう、せいやまさんの手には、自身の工具のごっついバールが握られていました。
ベリリー、バリン、バリンと、大胆かつ巧妙に、意図もかんたんに、ばらんばらんに。
次第に実態が現れてきて、ゴクリ、、。

最後のビニール梱包は、
私が慎重に(おっちょこちょいなんです、ほんと緊張しました)剥がしていきました。
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ついに、現れました!その正体は、JBLメトロゴン!!
パラゴンと同じ、レンジャーシリーズの逸品。
購入を決める前に、写真でしか確認していませんでしたが、これほどまでに
キレイだったかーと狂喜して、ため息がでました。よかったー。
周りの後片付けをして、早速結線して、音鳴らししました。
最初にかけたレコードは、お気に入りの「ファントム」
固唾を呑んで、音を待ちました。
パーカッションの音が出た時から、ゾゾーーっとしました。
箱から飛び出す、艶かしい音に驚き、うわわわーっと
落ち着き無く、店内を歩き回り、腕組したり、低い椅子に座ってみたり、
メトロゴンを撫ぜてみたり。最初からこんなに、音が出るとは思いませんでした。
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夕方、敬愛し尊敬する音の重鎮たちが、噂を聞き付けやってきてくれました。
一番最初に聴いてもらえてよかったー。
あら?一人ここに駆けつけていらっしゃっていない重鎮の方がー。
シロガネーゼさま、是非お待ちしております!

最後にいらっしゃったのは、音の重鎮の一人、雅トレさん。
こんな素晴らしいメトロゴンを、
紹介してくれて、そしてキャトレールに導いていただいた方です。
本当に感謝しきれません。
ありがとうございました!!


さよならは、アート・ペッパーで。

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JBLランサー101とは、7年くらいの付き合いでした。
「meets the rhythm section」に針を落とし、
1曲目「you be so nice to come home to」が鳴り出すと
そこに演者がいるような気にさせてくれた、、。
曲の真ん中あたりの、ドラムとベースの掛け合いのパートが真骨頂。
快哉を叫ぶのです、いつもココで。
最後にかけたレコードは、やっぱりアート・ペッパーにしました。
私を、そして多くのキャトレールを訪れた人々を楽しませてくれて
ありがとう。

夕方、成田空港からTEL。
来るべきモノ無事通関手続き完了!
ヤツがついにやってくる、、、。


利尻富士に登りました。

やっぱり2時間も眠れなかった。
修学旅行なんかの前日は、ワクワクしてあまり眠れないのです。
チンク猛者に早朝4時にキャトレールに迎えに来てもらい、
クルマのあるところまで移動し、4時半くらいに出発!
運転は私。浜益より北に行ったことがなかったので、少し霧が出ていた海岸線でしたが、
見るもの珍しく、眠気もなく順調に行きました。
道中、チンク猛者はすっかり隣で寝くたばってしまうものと思っていましたが、
猛者の中学時代のワルバナシ(かなり微妙なカワイイものです)や
一人旅の楽しさなど、普段そんなに饒舌ではない彼が、よっくしゃべってくれるハナシが
面白かったのも、長〜い道中を忘れさせる一つでした。このハナシ、みなさんにも
伝えたいー。
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11時10分発のフェリーに、余裕で間に合い、大揺れの中1時間ほど眠り
(酔い止め飲んでよかったー、少し眠れたのがすごく助かることに)
船内から大きな歓声が上がって目覚めると、先程までの曇天霧模様が一転、
これでもか!っていうような見事な快晴、そして眼前に広がってきたのは、
でっかい、雄大なヤツ〜利尻富士が、ババーンと!!これから挑むキモチが
ムクムクと湧いてきて、チンク猛者と笑いあいました。私なんか
なぜか、腕立てはじめちゃいました。
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利尻島に上陸して、まずやることは腹ごしらえ。
私は「利尻昆布ラーメン」を食べました。
観光地のものとは思えないほど、あっさりした塩味のおいしいラーメン。
海の家みたいな奥の小上がりで食べましたが、無国籍な雰囲気は
なにか、外国のリゾートに来たような、勘違いさせるものがありました。
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入山登録をしに、管理小屋に立ち寄りました。
「今日、山小屋に泊まるんです」というと
オジさんが、「なんにもないとこだぞー。でも今日は天気がいいから
満天の星を見ながら、ウ○コをするとキモチいいぞー」
私と猛者とオジサン、ともに破顔一笑!ちなみに山にトイレはありません。
携帯トイレを持参します。(品のイイ?私は使いませんでしたー)
いざ、いざ!
14時近くに鴛泊の登山口から、いよいよ登り始めました。
すると5分も登らないうちにオアシスが!
甘露泉の名の通り、甘い、なんとも不思議な美味しい水。
ペットボトルに詰め込んで、頂上でコーヒーを飲む時に使おうっと。
オアシスを過ぎたら、早、大変な道がずーーーーっと続きます。
チンク猛者曰く、「オレ、4合目くらいで、大変なところに来ちゃったと思って
どうしよう!と叫びたくなったよ」と
この日の夜の山小屋で、吐露してました。

それほどビックリな登山道だったのです。
シロウトな二人は、とにかくもくもくと登らなくてはなりません。
大きい岩、滑った道の連続で、どんどん体力が消耗します。
チンク猛者はすっかりへろへろしちゃって、ペースがどんどん
落ちていきます。私は、ハードな道にヘーコラしましたが、
次第にコツをつかんで、いいペースで登ることができました。
登ることはね。(含みアリ)

それまで岩や、ジャングルみたいな草と変な木々に囲まれ、
視界の自由もなく、見飽きた風景ばかりだったのが、
6合目を越すと、時折山肌の緑や、足元に大きく広がる景色が
見られるようになり、「山は友達♪」のアノCMソングも口ずさめるほど
楽しくなってきたのでしたー少しずつ、、。続く。
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利尻富士、登頂成功しました〜の前に業務連絡?です。

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配置換えをしました。
真空管とスピーカー廻りが、ガラリ。
約6年くらい振りに、真空管を納めていたキャビネットから
店を始める前、かつて収まっていた、アメリカの50年代のキャビネットに
プレイヤー、マッキントッシュを移し変えました。
ハウリングやハムノイズもほとんどなく、自宅で聴いていた音に近くなりました。
そうそう、マッキントッシュが家にやってきた、あの興奮したキモチが蘇るー。
ちょっとガラーンとしたような気もします。

雅トレさま、準備OKです!

利尻富士のハナシは、明日たっぷりと。

突然ですが、利尻富士に登ります。

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今週の木曜、午前11時半頃。
本日最初のお客さんを迎え、オーダーをいただいたアメリカンを淹れていた時、
「どうも」といつものハニカミ笑顔でやって来た、チンク猛者。
入って早々「ちょっと頼みがあるんだけど」
「ネットで、チンクのパーツの手配?」と聞くとそうじゃない。
なんか言いづらそうなハナシみたい、、。
飲み物を運んで、トーストのオーダーを頂いていたので、
サラダを作りながら、「で、何?」
するとチンク猛者が「一緒に利尻富士に登ってくんない?」
流石に、焼きあがったトーストにジャムを塗る手が止まりましたーーー!!

よりによって、稚内、利尻島で、日本百名山の利尻富士、おまけに険しい。
そんでもって午後に登り始め、約4,5時間かけて頂上に登り、そこで夕日を
眺め、山小屋で一泊して早朝に今度は朝日を眺めるという計画とのこと。
ガイドが付き添ってくれるので、大丈夫だってと、変に自信ありあり。
しかも!明々後日、日曜日出発というトンデモないハナシ!
準備は?道具なんてないよーと言うと、
「現地でガイドが貸してくれるので、寝袋だけ買えばいいよ」カル〜く返事が、、、。
「はぁ」と北の国からの、ちびっこ時代のジュンのような、気のない返事をしながら
聞いていましたが、その一方で、この人面白いなぁ、、という気持ちもあって、
トーストを運んで戻る頃には、「行きましょう!」と言っちゃいました。
面白いハナシには、ノリが肝心でしょ?

その日からネットで現地情報や、装備品情報を集めましたところ、
アレコレムダが目に付きました。往復のバスは1万1千円。
私がクルマを出せば(チンクではありません、当たり前か)、
ディーゼルなので燃料代も安々で行ける。
疲れたら運転を交代しながらで、いいんじゃない〜。
よくよく調べたら、登山道がしっかりしているみたいなので、
ガイドナシで良さそうみたい(ガイド料とても高いんです)

ということで、
あてにしていた借りられる本格装備はあきらめましたが、最低限のモノなら
格安で手に入るみたいなので、今日は店を早仕舞いして
ホーマックやら、ABCマートやらをざっと廻って必要なモノを揃えましたー。
一番値段が張り、持っていても山小屋泊の登山以外は使いそうに無い
40Lのザックは貸していただける方がー。
しかも話した数時間後には、奥様とカワイイキャバリエくんと一緒に
ザックをわざわざ持って来てれました!。雅トレさん、いつもありがとうございます!!
大事に活用させていただきます!!
雅トレさんのザック以外は、週末にキャンプに行くみたいな買い方と、稚拙な装備で
正直自分でも心配になります、ちょっと。

ちなみにチンク猛者は、富士山に登ったことがあるとのこと。
よくよく聞くと、バイクのつなぎにブーツ、ヘルメット片手に
完全に山を舐めきったスタイルで登って、現地の人に怒られたそうです、、、。

私ですか?私は小学校5年の時に、課外授業でアポイ山に登りました、、、
ロッテの帽子被って、親友ノムラと大雨の中に肩を組んでいる写真が、
実家にあります。懐かしいなぁ、、、って、大丈夫?

来週火曜の夕方に帰り着く予定です。
すみません、7日火曜日お休みします。




Summer Daze

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憂歌団の「Summer Daze」というミニアルバムは、かつて夏にクルマで聴く定番でした。
カセットで持っていたのですが、クルマからカセットデッキがなくなってからは、
とんとご無沙汰でした。
レコードを手に入れなきゃーと思いつつ、気がついたら夏が終わり、、
そうすると次のシーズンまで、このアルバムのことは忘れてしまうのでしたー。

先日、レコレコ琴似店が閉店セールを始めたという情報を聞き
早速行って来ました。
レコレコ琴似店は、サラリーマン時代に住んでいた北27条時代の思い出に
繋がります。
休みの土曜の午後には、必ず行っていたもの。当時のクルマはミニでした。
そこで見つけた「Summer Daze」
感慨深いなぁ、、。
おそうじおばちゃん路線とはチト違う憂歌団が、このアルバムには存在しています。

早速CD化して、チンクの中で聴いてみました。
夏がキター。あのころの景色が車窓の外に広がりました。
Summer Daze(サマーダズ)読み方変えるとサマーだぜ。夏だぜ!

追記
Summer Dazeのジャケットの下に写っているのは、矢沢永吉「愛しい風」
これも夏の定番。永ちゃんのバラード、なかでもこの曲は珠玉!
アルバムにも入っていないし、CDシングルも廃盤なのです。こんなイイ曲なのにー。
‘‘夏’’が揃ったので、チンクは快適です!エアコンナイけど、、。

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