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追憶『第2章』
2010年7月21日
かやの茶屋 ビストロ北海道のページはこちら

第1章からの続き

私は好きな食べ物は最後までとっておくが、
嫌いな宿題も最後までとっておく。

読書感想文は毎年休みの最終日、
眠る時間を惜しんで嫌々書かねばならない。
正直言うと本を読み終える時間すらない。
ようするに読まない。

文章を書くのが苦手な皆さん、
或いは読書が嫌いな皆さんは、
一度はやったことがないだろうか?

「後書きだけ読む。」

それを真似て感想文を書くのだ。

ただ、はっきり言えばこれでは芸がない。
そして、もう何千枚も読書感想文を読んでいるであろう
百戦錬磨の国語の先生には後書きしか読んでいない事がばれてしまうのである。

この先生方を出し抜かねばならない。

まずは本選び。
これは、国語の授業で習ったものを選べば
馴染みがあってよいが、あまり簡単なものではいけない。

ちょっと難しそうな長編小説の
一部分抜粋されたものが教科書にあればそれが良い。

後書きにもイロイロあるが、だいたい作者についての事、
そして作品の中枢部分が分析され、それに加え作者の気持ちになり、
自分の意見を投影したり、共感したりしているものが多い。

まず、その後書きを熟読する。
後書きを書いた人はその作品が好きな訳なので、
こちらとしても後書きの方が感情移入しやすい。

後書きに本文の抜粋があり、そこについての解釈などが載っていれば最高だ。
その抜粋部分を探しだし、そこを中心とした前後3ページを熟読する。

最初のページと最後のページも読んでおく。
断片的に2〜3ページずつ適当な箇所を読んでおく。

国語の授業で習った部分を見直す。が、敢えてそこは触れない。
だいたいの概要を頭に入れたら、その本の後書きを一から自分で作り直す。

あくまで、自分の言葉に置き換える。
自分で文章を作るから先生にはばれにくい。

こんな面倒な事をするくらいなら、
ちゃんと本を読んで普通に感想文を書いたほうが早いのでは?
とお思いでしょう…

今の私なら…どうするだろう?

しかしこの方法、大学での研究や論文作りには大変役に立った。

どの研究でもそうなのかもしれないが、
ありとあらゆる文献を読みあさり、データを集め、
そこに自分なりの考えを投入し自分だけの答えを導きだしていく。
さすがに、文献を前後3ページだけなんていう読み方は出来なかったが…。


・・・第3章に続く


かやの茶屋 ビストロ北海道
ここ“かやの茶屋 ビストロ北海道”には美味しさは楽しさから、楽しさは美味しさから ・・そんな想いが詰まっています。 特別な日にはもちろんのこと、仲間、家族、恋人と過ごすひと時に、より満足して頂けるエンターテイメントな空間でありたい・・・ 詳細はこちら
北海道札幌市中央区南十条西六丁目5-16
水曜定休
【ランチ】(水・木定休)12:00〜15:00
【ディナー】17:30〜22:00
【ケーキ・カフェ・雑貨】12:00〜20:00
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