
季節はずれの別れ 2006年12月8日
数日前、真新しいジャイアンツのユニホームに袖を通した小笠原選手をテレビで見かけた。
髭をきれいにそり上げて以前より若く見受けられる。
何かしっくりこないのと何か面白くないのである。
北海道日本ハムから去っていったから?
いや違うぞ。
行き先がジャイアンツだから?
そうかもしれない。
昔は私もジャイアンツが好きだったのに、何故なんだろう。
きっとイメージなんだろうな、私の偏見なのかもしれないが、オーナーも球団も選手達にも傲慢さを感じてしまう。
私が言えた義理ではないのだが、4番バッター級を沢山集めても面白くはないのである。
なにはともあれ新しい場所での活躍を期待する。
当店でも季節外れのお別れがあった。
ここ数年のお付き合いのお客様、製薬会社にお勤めのTさんが転勤した。
彼は単身赴任の四十代半ばの紳士である。
いつも笑顔と謙虚さを失わない素敵な男性なのだが女性にめっぽう甘い。
意気投合すると初めて会った女性にでもすぐにご馳走してしまう。
だからと言ってしつこい訳でもなく、下心があるようにも見えない。
きっと単身赴任の寂しさを楽しい時間で補っているのかもしれないな。
これから彼の「良かったら一杯ご馳走させて下さい」が聞けなくなると思うとちょいと寂しい。
転勤前、最後の来店時に彼のいつもの台詞を横取りしてみた。
「良かったら一杯ご馳走させて下さい」
今までの感謝の気持ちをこめて。
お別れの酒はバンウィンクル(※1)のオンザロック、新天地での活躍を祈りつつ.....
※1 バンウィンクル
アメリカでは、単にヴァン・ウィンクルで通用しているバーボンで、
コーンのほかに小麦を使い、ライ麦は使用していない。禁酒法時代以前から、
W・L・ウェラー社が各蒸留所の原酒を独自にブレンドして発売してきた。
酒名は1893年にこの社に入り、バーボン営業に腕を振るったジュリアン・パピー・ヴァン・ウィンクルにちなんでいる。
彼は、小麦使用のバーボンを10年以上熟成させたものが好きだった。
その意を体し、現在はヴァン・ウィンクル家がこの熟成バーボンを発売。
酒質は、骨格たくましく、芳香豊か。あと味も長く続く。
ヴァン・ウインクル・ファミリー・リザーブ 10年 40度 750ml

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